目標管理のセミナーで面白かった、洗脳されてきた人は目標を自分で作れなくなっている
谷口貴彦氏の無料ウェブセミナー『メンターの授業「目標の達人となって幸せな人生を歩む方法」』 を視聴しました。
人生の目標を普段から考えることはないです。
この方は、子供の頃から目標を常に考えていたそうです。小学校の頃、将来何になりたいかを覚えていて、それは実現できなかったそうです。
重要なのは、目標を実現することではなく、できなくてもいいから目標を持つことだそうです。短期間では達成できない目標は、普段は考るだけ無駄だから考えないというのは合理的と思います。ただ、一年に1回とか定期的に考える人はどうやら一定数いるみたいです。
ちなみに自分は考えることはないです。
物事を見るときに全体から見ていく人と、細部から見ていく人の2種類がいます。
全体から見ていく人は、人生の目標が気になるはずです。
細部から見ていく人は、細部の積み上げ、一カ月の積み上げが1年になり1年の積み上げが10年になり、10年の積み上げが人生になるのだから、人生の目標は各段階の結果の積み上げでしか達成できないので、人生の目標は見えづらいです。
目標をどうやって作るのかについて、洗脳という強い言葉で説明されていました。学校や会社で目標を立てさせられたことがどなたにもあると思います。こうあるべき、こうでなければならないといった、他人から押し付けられた目標なんだそうです。自分が本心からやりたいこと、こうありたいことではなく、こうすべき、こうあるべきと他から言われた結果、洗脳されてまるで自分が思いついたかのように目標を出しているということです。
会社の目標はまさにそれで、社の目標、部門の目標、個人の目標と目標の連鎖が重視されています。そこには自分が心からやりたいことが入り込む余地はありません。スキルアップ目標も、部門ごとのスキルマップや取得すべき資格リストがあり、自分がなりたい姿とは違う、部門画求める人物像に近づけるようなスキルアップ目標が求められます。
学校はもっとひどくて、こうあるべきという一律の人物像を、テストの偏差値や内申書の点数で数値化しています。
このセミナーでは、自分が本当になりたい姿を書き出すことで、押し付けではなく自分の本当の目標を作るべきと言っています。
開始時刻に気が付かず、途中から見ることになったのが残念です。