時短のために「先延ばしにしない技術」を読みました(その14):ドストエフスキーはあと5分しか生きられない経験を活かした
続きです。
ドストエフスキーはあと5分しか生きられない経験をしたのち、大作を書くときに刑場の5分間を思い浮かべた。
学歴のせいでできないと考えたり、無謀な挑戦だと反対されたときは、「やってみたのか」と振り返る。
エジソンはどんな些細な問題でも、解決のために努力をしたなら、実験と考えた。
失敗とは仮説が間違っていたという事実が分かった、新しい仮説が必要だと悟らせてくれる成功体験である。
一般に、失敗の行動を実験と思える人は多くない。
エジソンは、経験を実験と考えた。あきらめず、この状況を実験すると考える。そうすればプレッシャーもないし、失敗すればたくさん学べる。そう考えると何かを始めるときのハードルが低くなる。失敗してもストレスを受けない。解決策を探す能力が高まる。
日頃から実験の精神を鍛えるにはどうすればいいか。
最初からダメだと決めつけない。どんな問題にも答えはあり、解決策は一つではない。「今度はどんな実験をしてみようか」と考える。
絶対にやらなくてはならないが、やりたくない仕事を進んでやれるかどうかの助けになるのが実験精神。
定期的に実験の日を決めるとよい。
続きます。