時短のために「先延ばしにしない技術」を読みました(その33):
続きです。
もっと学んでもらいたければ、「教えてくれ」と頼む。
カウンセリングでも有効で、「同じ問題を抱えている人にあなたならどんな助言をしますか」と聞くと、自分で解決策を考えだす。「ではそのとおり実行してください。」と返すと、問題が解決する。
問題を抱えている人の心の中には、解決に必要なものがすでに潜んでいるからである。他人に助言できるということは、すでに自分の中に解決策がある。
教えさせるための3つのステップ
1.知らせる 口頭と文書で知らせる
2.練習させる 手本を示し、予行練習をさせてみる
3.改善する 教えているところを見守り、褒め、修正すべき点を伝え、励ます。
多くの企業で3人学習を採用している。
1人目が2人目に教え、2人目が経験を加えて3人目に教える。
知りたい分野があれば、文章を書き、その内容を誰かに教える。
新しい習慣を身に着けるには、誰かのコーチや助言者になる。
アクション:悪い習慣を探す。誰かに教えることで直せる習慣を一つ考える。誰にどんな内容をどう教えるか整理し、すぐに実行する。
続きます。