ITのバイヤーが時短にチャレンジ+CPP資格受験記

ITシステム関連のバイヤーが時短で試行錯誤している様を共有したいです。時間を作って独力でCPP資格(購買・調達)に合格しました。

「忙しさを上手に手放す思考術」を読んでいます(その1)

忙しさを上手に手放す思考術
本間正人

クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2014/8/12)

時間を効率的にとプレッシャーをかけ続けると、心が付いていけず、疲労感や無力感がつのる。

仕事と趣味の両立、仕事と家庭の両立、仕事と学習の両立、一人と誰かといる時間など。

アイデンティティポートフォリオとは、「私はxx」を20個書き、その中から重要なのを5つ選び、円グラフで割合を書く。

いろいろなことを両立していることに気が付く。

今でも十分両立させているとまず自分を認め、ほめる。

 

「xx一筋」例えば、仕事一筋の生き方は意外ともろい。複数あるほうが豊かな生き方ができる。

 

複数あるとその比率を自分で加減することで、幸福感や充実感を調整できる。一つだけだと選択の余地がない。

 

「一日の時間を自由にデザインできる」と思うと、楽しみとゆとりが生まれる。

 

頭、心、身体のバランスをとり、心地よく生きる。

 

現在と未来をどう両立させるか。

先憂後楽という言葉があり、後楽園に残っている。農業がそうだが、我慢が大切で、将来のために今つらいことを我慢するという考え方。アリとキリギリスの話。老後は悠々自適。今はなんでも早くできることがえらい。

 

今を犠牲にするのではなく、今という時間に目を向ける。

 

例えばゲーム感覚でやる。「10分以内でできるか」を楽しむ。「やらなきゃいけない」「早くしなきゃいけない」では五感が発揮されていない。

「3分でごはんをかけこむ」と味覚や嗅覚が作動しない。

身体を置き去りにすると、腰痛で休むことになる。

ずっとデスクに向かっていても「伸びをする」。

 

人に対して、指示してばかりでは相手の心や身体に意識がいかなくなり、相手がどんな気持ちでいるのか確認できなくなる。

 

「今ここ」に意識を向ける。

頭が暴走すると、今ここにいて感じるとか味わうという感覚がなくなる。

 

社会の変化に適合するためにも「今を楽しむ」のは大切。

 

続きます。