「忙しさを上手に手放す思考術」を読んでいます(その3):頭だけでなく、心・感性を動員する
続きです。
ちょっとでも時間があると、「もっとできる」「あれもやらなくちゃ」と自ら苦境に陥るのはなぜか。
欠乏の時代のメンタリティを先祖から受け継いでいる。「生きていくのは大変なこと」の記憶が残っている。今やっていることを辞める恐怖がある。
「もっともっと」は頭の働きで、心と身体はおいてけぼり。
仏教の「止観」は、いったん止めて観察してみる。一本調子でなく変化をつける。同じリズムは心と身体が痛む。
アイデアが出ない時、誰かに5分間のミニコーチングをしてもらう。
営業なら、ルートを変える、資料を変える、一声目を変える、何かを変えてきっかけをつかむ。
一人で抱え込むと生産性が下がるので、誰かに聞いてもらうことでクールダウンする。
こんなことを相談したら、迷惑ではないかの意見には、お互い様である。今度あなたが困ったときには、力を借りられるというチケットをプレゼントしたと考える。
他の人も同じような悩みの可能性もあり、お互いに知恵を出し合う。
弱みを見せられるのは大人である。
今日一日に名前を付けてみる。
「今日一日はxxの日」、自分が今日の主人公と自覚できる。
義務感に縛られると気が進まない。「今日一日はxx」と考えると、輝いた日になる。頭だけでなく心や感性も動員する。
やる気がでないとき
無理やりやるのはしんどい。意識して落ち着ける時間を取る。瞑想を2分する、マインドフルネス。1日にあったか、1週にあったか。
続きます。