「忙しさを上手に手放す思考術」を読んでいます(その8):
続きです。
本能を押さえつけすぎると直観力が鈍くなる。
物事をなかなか決められない人は、直観力が萎えてしまっている。
眠いー>寝よう、食べたいー>食べようというときは考えない。社会的に「やってよいか」と本能を抑えることはできるが、やりすぎるとできなくなってくる。
トレーニング:メニューを見たら30秒で決める。
意見を求められたら、直感で結論を答え、後で理由を3つ話す。
例。ファミレスで直感でカレーライスを決め、理由を3つ挙げる。
どんなものでも3つくらいは理由を挙げられる。
リストアップはアウトプットのエクササイズにもなる。
千葉県松戸市の「すぐやる課」を個人でやる。例えばワイシャツのボタンが外れそうならすぐに自分でつける。やらないと「やらなくっちゃ」の気分にさいなまれる。心理学で「未完了」の感情はエネルギーを失い、目の前のことに集中できなくなる。
手を付けられることからどんどん完了させていくことが大切。どうすればできるか、「ゼロの日」を作り、すぐやるトレーニングをする
1.やりたいこと、やらなければいけないことを100個リストアップする。
2.「すぐやる日」を決めて、片っ端から片付けていく。
やりやすいものからどんどん片付ける。
やれるところまででOK。「今日23個やれた」のなら、また「すぐやる日」を決めて続きをやればよい。
漠然とやらなきゃと心の中で思っていると、心を悩ませる。
正体をはっきり認識できれば第1歩を踏み出せる。
書類が山積みだとやることを探し出すだけでも大変。片付けていくとやることが手の届く位置にくるようになる。所要時間が大幅に短くなる。
続きます。