ITのバイヤーが時短にチャレンジ+CPP資格受験記

ITシステム関連のバイヤーが時短で試行錯誤している様を共有したいです。時間を作って独力でCPP資格(購買・調達)に合格しました。

「忙しさを上手に手放す思考術」を読んでいます(その9):迷ったときには、すぐ決める

続きです。

判断力、決断力、実行力が大事

判断力とは何か。選択肢にA,B,Cがあったとき、どれがいいか分かること。コストは?、メリット・デメリットは?どれがベター化、Aと決めるとB,Cは切り離す。その時間は一瞬。

「判断はできても決断ができない」という人は、「Aがいいと思うが、Bも捨てがたい、Cも捨てがたい」と未練たらたらで意思決定が遅れる。「決められない」のではなく、決めないという選択をしている。

「2週間かんがえさせてください」というのは、2週間の間考えるのではなく、2週間後に決めている。

判断材料をどれだけ集めても、決めるのは直感でしかできない。判断材料が100%完璧に揃うなどということは、現実社会ではまずありえない。目分量で「このへんかな」と計るしかない。

直感で判断できないのは、「自分が決めて失敗したらどうしよう」と思うから。そんなときは、最悪のシナリオを考える。死ぬことはない、首になることもない。失敗ではなく、未成功である。

「迷ったときには、すぐ決める」を方針にする。

判断力や決断力がない人は、自分に言い聞かせる。何度も繰り返して初めて、精度は高くなる。体験を通じてしか学べない。

 

続きます。