「心を削らない働き方」を読んでいます(その4):自分との闘いは自分を弱くする
続きです。
何にどう時間を使うかは人生そのものを決める。
頑張り癖のある人は、環境が変わっても頑張りすぎてしまう。「頑張らないと生きていけない」という思い込みを持っている。表面的な理由が出てくるが、心の奥には「自分はダメだから、頑張らないと生きていけない」という前提がある。つらい時には、「もっと頑張らないと」と自分を攻撃する。
不安を安心に変えるには、自分の内側に支えを持つこと。自分が自分の味方になること。自分との闘いは自分を弱くする。これはイメージとは逆。
ずっと緊張状態の中で、毎日を過ごしている。絶えず警戒していると、言動や表情に現れる。周りの人にも伝わる。
どうすればやめられるか。
段階的にやめる。
自分自身をムチ打つ言葉をやめる。「なんでできないの」「もっと頑張らないと」などが出てきそうになったらやめる。気づいたときに止めたらよい。もし言ってしまったら「今のは取り消し」という。言語化することで意識に刻むことができる。
満点を目指すことをやめる。
世の中は白黒ではない。満点をめざすのではない。ほんの数点に注目するのをやめる。「もっと」には、「満点じゃなくて大丈夫」という。
今までを振り返る。
満点じゃなくても気にしない人を観察したり、話を聞いてみるのも効果的。多少の失敗があってもうまくいってくることに気が付く。すると新しいことに挑戦できるようになる。
続きます。