「アドラー心理学を深く知る29のキーワード」を読んでいます(その5)
続きです。
勇気づけ
長所、貢献、強みを他者に勇気づけられる必要がある。脳が変化する。
基本は「ありがとう」「うれしい」の感情を伝えること。
人間は一人ひとり存在する意味や価値があり、自発的に変わっていく可能性を持っている。
叱咤激励は作用しない。
クライアントを勇気づける方法
その人の価値を認める。何をしたかでなく、存在していること。
価値と行動を分ける。あなたが好きです。でもあたなのしたことは好きではない。
その人自身で問題を解決できると信じる。
勇気づけと勇気くじき
勇気づけをすると、勇気づけられる。
誰かが勇気くじきをしている場面に遭遇したとき、共同体感覚の押しつけはしない。その人を責めない。
不完全を受け入れ、向き合う
完璧主義は、うまくいかなかったらどうしよう、失敗するのではと恐れる。
失敗やミスにフォーカスし、うまくやれた場合を過小評価する。それぐらいできて当然だ。
失敗からも得るものがある。新しいこと、特殊なことをやるとき。
周囲の人たちよりも優れたものになる必要がない。
不完全である勇気と完全になろうとする勇気は表裏一体。
ライフタスク 人生で出会う課題
向き合い、克服するか、恐れ、逃避、無関心か。
怒り、不安の感情を持つ。
仕事・社会にとって役立っているという感覚を常に持つ。
自分自身の生活を向上、成長できる。
続きます。