「仕事は最高に楽しい」を読んでいます(その2):
続きです。
10秒違うだけで、早い、遅いと感じる。例.スーパーのレジの速さ、レストランでメニューを出すまで。
仕事の質はすぐには分からないが、速さははっきり分かる。速くするために動線も考える。
10秒詰まると人を5人から4人にできる。
お客さまの印象は10秒ではない。列で10人待っている人がいたら、100秒の差、圧倒的。
速くなるところはどんどん早く、遅くなるところはどんどん遅くなる。
お店が流行るかは、利益率より回転率。もう一回転できるはずで逃してはいけない。
遅いことは満足を与えていない。一回でも遅いことがあると、「この間遅かったからね」となってしまう。連鎖していき、一度も来ていないお客さまへ一回懲りたお客さまが宣伝してしまう。すでに起こっていることに気づく必要がある。
できるようになることだけが成長ではない。できなくてもいいから、時間が短く感じられるようになったら成長している。好きなことは短く感じる。だんだん長く感じていたことが短くなることが大切。
テクニックで心が入るということはない。仕事の魂は心で作るもの。テクニックがないことを恥じることは全くない。
営業時間の中にも、忙しい時間帯と暇な時間帯がある。暇なとき何をしているか。稼ぎ時にどれだけ稼げるかは、アイドルタイムをどう過ごしているかで勝負が決まる。アイドルタイムに一生懸命掃除している。例.ショーケースのガラスが汚れているのはお店の人は気が付かない。お客さまの反対側から見ているから。
メガネが汚れているのは本人が一番見えない。
続きます。