ITのバイヤーが時短にチャレンジ+CPP資格受験記

ITシステム関連のバイヤーが時短で試行錯誤している様を共有したいです。時間を作って独力でCPP資格(購買・調達)に合格しました。

「プロフェッショナルの働き方」を読んでいます(その2):若者はこれ以上ここにいても成長できないときは見切る

続きです。

若者がその会社で長期に働きたいかのアンケートでは、その会社で働き続けいていれば成長できるか(成長予感)と相関関係があった。これ以上ここにいても成長できないときは見切る。

運転でのパイロットと電車運転士の違いは、自立組織のプロフェッショナルかどうかであり、パイロットは成長と学びが一生続く。

他の例で、医者は年をとったら一丁上がりで管理職になるということはない。

人脈について、相手も第一線を退いてしまう。ITでは40歳でもプロマネクラウドをやる人は少なくない。自分の投資をしてスキルをつける努力を怠らなければ年齢に関係なくプロフェッショナルとして戦力となれる。

 

研修や自己啓発の意識が低く、職場の中で人を育てる文化が過去。現在は変化が激しいので、上司や先輩からは最新技術は身につかない。

 

プレイングマネージャーは何をもたらしたか。

全員が45才になると管理職になるモデルは維持できなくなったため、プレイングマネージャー化を進めた。ピラミッド型組織をそのままでは、人材育成まで手が回らなくなり疎かになる。

出世を望むのは、いくら能力があっても権限がないとやりたいことができないから。プロフェッショナルの中堅社員に権限を与え、活動を支援する。若手の育成も担ってもらう。

 

出世しないとみじめになる日本の社会。

以前はマネジメント力もリーダーシップ力もない、たたき上げが幹部になっていた。最近はそれらのスキル・能力を厳しく見る。欧米はヨコ社会で、プロフェッショナルが活躍しやすい。

今まで築いた地位を失いたくない指向を多くの人が持つ。管理職になりたくない40代をうまく活用できない。キャリアモデルがない。出世が遅れているのに満足度が平均より上の人が一定数いる。何をやりたいのか、早いうちから仕事観や職業的信念を確立する。

マネージャーは部下やメンバーを使って価値を生み出すので、プロフェッショナルではない。

一方で、自分もプロフェッショナルでないとマネジメントできない業界もある。例.医者、コンサル。

 

続きます。