「「時間」の取扱説明書: 実践!日常生活でスグに使える時間術」を読んでいます(その3):タスクの切り替えを少なくする
続きです。
切り替え時間を少なくするために、先行入力する。あらかじめ作業が終わった後の次の作業も指定しておくこと。完了後いちいち聞きにこない。100分の作業を10分短縮した。小ロットの縫製工場で、自分の作業が終わったら他の人を手伝う、次の作業の準備をするなど。
朝服を選ぶのを考えるのから、前日にセットしておく。朝の時間は夜より覚醒度が高く、集中力も高い。
マルチタスクのコツ
1.タスクの切り替えを少なくする
2.考えるタスクは無意識で行えるタスクと組み合わせる
1.資料を作りながらメールや電話をするケース。メールは時間を決めて一度に処理するとよい。
縫製工場は一枚だけ作るのと、量産で何枚も作るのでは時間が全然違う。5倍以上変わる。工程を分解して専門の作業員が同じ作業を繰り替える。工程間の切り替え時間も最小限。要は一つの工程に集中できる。
2.車を運転しながら会話ができる。逆に運転しながらカーナビの操作は難しい。使っていない身体の部位で片方が無意識な組み合わせがよい。
例.歯磨きや家事をしながら、ラジオやオーディオブックを聞く。電子書籍をオーディオブックで聞けば、サラリーマンでも一日一冊読める。
目で追い、手でメモを取ると濃度が上がる。
脳の別々の部位を同時に使うほど発達する。特に「聴く力」。
続きます。