「「時間」の取扱説明書: 実践!日常生活でスグに使える時間術」を読んでいます(その5):必ずそうならざろう得ない状況を意図的に作る
続きです。
製造業では不良品がある。作ってみたら不良だったをなくす。いかに早い段階で不良に気づけるか、各工程の区切りで検査する。
不良が同じ部位という傾向が見つかれば、元をたどっていって原因特定ができる。
不良の例。
1.文章のタイプミス いつも同じ場所で間違える。
2.早起きできない。
3.ダイエットでお菓子を食べてしまう。
4.ティッシュをゴミ箱に入れたら外れる。
5.携帯や鍵を家に忘れる。
失敗の原因を突き止め、改善する。
1.くせ、姿勢、急いだ時。
2.寝るのが遅い。飲酒。アラームが不適切。
3.家にお菓子がある。おなかがすいている。モティベーションが低い。
4.ゴミ箱の位置が悪い。丸めた形が悪い。
5.場所が決まっていない。ポケットの場所が決まっていない。
現状把握->原因分析->改善立案 の流れ。
犬の散歩時に忘れると、特定の条件が判明すれば、散歩用の荷物に予備の鍵をつけておくなど考えられる。
改善のコツは、必ずそうならざろう得ない状況を意図的に作る。ほぼ100%そうなるしかないシステムを物理的に作ってしまう。
あまりの完璧主義は、逆に生産性を低下させる。
不良率が1万分の1から、1をなくすのは大変。
タスクによって60点でいいのか90点が求められるのか臨機応変に許容範囲を設ける。
続きます。