「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んでいます(その6):
続きです。
ビルゲイツの指示で、花屋に花を送ってもらうが雪で届かなかった。花屋に注文するのが仕事ではない。花を用意することであり、第2、第3の案をただちに遂行しなければならない。
カレーを作るのにルーとニンジンがないとき、課題を分割して、ルーをどうするか、ニンジンをどうするか、別々に考える。
技術的な問題でクライアントが怒っている。技術的な問題と独立した問題で、怒っているのは担当者との性格の不一致に原因があったので、担当を替え、なだめた。課題の分割をする。
日常のささいな決断の数を減らす。
普段から大きな決断を迫られるため、脳が疲れないよう、無駄な決断をしないようにする。例.服選び。心理学で決断や意思決定で、減少する気力を「認知資源」という。「決断疲れ」を避ける。
表敬訪問で時間をとる。
ビルゲイツは説明を聞くときは、直接その社員からは聞かない。情報をかみくだき、彼に分かりやすく説明してくれる専門の社員を雇っていた。社員はその専門に説明する。コストをかけても説明を聞く時間を効率化している。プレゼン会議で発表者が説明する時間はない。資料は前もって送り、当日質問を受ける。究極の効率化。最長で30分、受け答えの準備が必要になる。ビルの意思決定は光速。
続きます。