「実践! タイムマネジメント研修」を読んでいます(その3):スキマなくマッチングする
続きです。
大きな塊のままで資源と用途をマッチングしようとするとスキマができる。分かりやすいスキマと分かりにくいスキマがある。あちこちにスキマができることで発見できないムダが増えていく。空間では自然に実践している。他の資源、例.お金、予算実績ではできるだけ単位は細かく、期間は短くするほどムダが顕在化する。
流通で月単位、店単位で予算・売り上げを管理しているのを、時間単位商品単位にする。夕方16時から生鮮の売り上げが伸びる店、18時ー19時に弁当が売れる店、火曜だけはその限りでないことなど分かった。
仕入れや在庫を見ると、欠品が出ていたり、余っていたりした。
お金や在庫を細かく分けて最適にマッチングする。
人について、給料が高い人の仕事のうち、6割はすごく単純な作業のところが多い。プロセスを細かく区切って、難易度で手分けしてもいい。クラスタリングして難易度の低い仕事を派遣社員に移管するだけで、残業が激減する。
どんな資源でもスキマなくマッチングするイメージを持つ。
空間、お金、人は実践できても、時間だけはそうならない例が多い。効率が悪いと抵抗される。
4時間の仕事を1週間後に提出と言われたとき、いつやるか。
できるだけ大きな塊を探す。2時間まとまった時間がとれないか。何が起きるかというと、細かいムダなスキマに気づきにくくなる。30分、10分の小さな時間を足していくと週でどのくらいになるか。普通に1.5-2時間、下手すると3-4時間になる。
続きます。