「実践! タイムマネジメント研修」を読んでいます(その5):脳は思っているほど働き者でもない
続きです。
脳は思っているほど働き者でもない。できるだけ温存したい本能がある。この仕事をどれだけ続けるんだ、4時間も!4時間だったらと引き下げる調整機能が働いてしまう。
最後1時間くらい残したところで、あと1時間とラストスパートで引き上げる。
初めは調子よく、気が付くとスランプのようにはかどらない。脳は無意識に調整機能が働く。開始40-50分くらいで働く。
細かい単位で時間を使うことで生産量も高まる。
まず、所要時間の見積もりを立てる訓練をする。
この仕事はどのくらいでできそうか。はじめは答えられない。事前にどのくらいと見積を立てる癖をつける。
開始と終わりに今回は何分、見積より何分早いと、3,4回やると当たるようになってくる。
見積が当たるようになってからが本番。少し時間がかかりそうな仕事が発生したら、見積もる。クラスタリングの実践で、30分空き、昼休みまでの数十分、午後40分、就業までの30分の合計2時間を使って、3時間半かかる仕事に取り組んでみて、計測する。
続きます。