「実践! タイムマネジメント研修」を読んでいます(その7):真面目に平均的に取り組んでいるのに空白時間は何なのか。
続きです。
小さな時間を有効活用できないメカニズムがある。
1マス30分、1つ目の仕事は10マス、計5時間かかる。
〆切を確認してはさみを入れてスケジュールシートの上に置く。
できるだけ残業をしないように予定を立てる。
〆切は水曜の午後2時
資料集め 2時間
分析・立案 2時間
資料作成 1時間
計 5時間
次の仕事が来る。全部で5つの仕事を受け取る。
就業時間を3マスはみだしている。1.5時間の残業。
休みもなく馬車馬のようにでない。1時間に5-10分の休憩は含む。実際の斎藤さんの時間の使い方を推理してみる。斎藤さんは1週間で何時間残業したか。
朝から全力で取り組めるわけがない。火曜の午後1の外出までの30分間、来客が11時30分に終わって、昼休みまでの残り30分。火曜4時半に会議が終わると残り30分で新たに手を付けようとしない。
実際はスカスカなスケジュールだった。無能でも不真面目でもなく、真面目に平均的に取り組んでいる。この空白は何なのか。