「実践! タイムマネジメント研修」を読んでいます(その8):30分間何をしていたか?「ひまつぶし」だ
続きです。
朝一番の9:00-9:30の間。8:45には会社に来ている。席につく前にたばこを1,2本、9時5分前に着席、30分間何をしていたか?「ひまつぶし」だ。カレンダーでスケジュールを見る。30分では何もできないな、大して重要でもない、いつやってもいいような付加価値の低い作業を、できるだけ時間をかけてやる。ゴミでも捨てるかというお掃除派が一番多い。ゆっくりやる。積み上げた書類やトレーの回覧をゆっくり見る。メールを振り分ける。メールの返信に時間を掛け、通常の倍かかる。社内平均は一通4分。
火曜と木曜の朝市、10時半と11時。最初の30分は空白。ルーティン、短時間で集中状態を作るための動作。それをしないと仕事に入れない。30分の暇つぶしがそのままルーティンとして定着している。せっかくの1時間30分が1時間になっている。
説明会から戻った午前中、1時間もつぶしている。1時間もある。仕事をしようと気合を入れると、心が無意識にルーティンを求める。回覧を眺めたり、ダラダラとメールの返信をしたりしながら、エンジンがかかった瞬間11:30になる。あと30分じゃ何もできないなと。そこにあるはずの時間を見失っていく。
続きます。