「実践! タイムマネジメント研修」を読んでいます(その13):〇〇にもいろいろあるけれど
続きです。
逆に的確につかみ、その中でプラスアルファを加えられると、過剰品質でなく付加価値と認められる。
的を外してプラスアルファを加えても自己満足。目的やニーズをしっかりとらえる。
今までムダが多く、過剰品質の人ほど気付きを得た瞬間から飛躍的に成果が高まる。
「〇〇にもいろいろあるけれど」の広がり具合を確認する必要がある。
言葉を別の言葉で説明しても意味がない。
「たとえば、具体的には」と説明ではなく具体例、サンプル調査するイメージ。
例えば、「丼もの」なら「たとえばどんな丼もの?」と聞く。
年齢・体形・断片的な情報からきっとこんな丼ものって類推しがち。一例を示すだけで相手の意図がはっきりつかめる。ギャップに気が付きやすくなる。サンプル調査は1つより、2つ、3つの方が精度が高まる。
「他には?」と聞く。かつ丼、親子丼。
大きな広がりの中で、本当に言いたいのはこのくらいの範囲。
「つまり」と聞く。「ガッツリ系」「高カロリー系」
「いろいろあるけれど」ではじまり、「例えば」「つまり」の流れ。
本当に言いたいことの手がかりを得るためにサンプル調査をする。
「ならば」「つまり」は仮説で、検証して確認に使う言葉が「ならば」。「ならばこれも好きでしょう?」と提案して「その通り」と言われることになる。
「ならばこれは好きではないでしょう」と提案して、当てることができる。相手のニーズをとらえているという確認になる。
続きます。