「実践! タイムマネジメント研修」を読んでいます(その19):資料を見たことがないとみんな言った
続きです。
既にその目的がなくなっていたというケースが多いのは、組織の垣根を越えて発生した仕事。
例で、経理が毎月売上高を様々な切り口から分析した資料を作成していた。顧客別、商品別、地域別など。厚さ8センチ、毎月80-100時間かかっていた。
なぜと目的を確認したら、営業が使うから。営業部門に直接確認した。「えっなにそれ」資料を見たことがないとみんな言った。できた資料を尾行してみた。営業本部は資料をコピーではなくスキャンしていた。スキャンしてシュレッダーするだけでも1時間は使っているはず。フォルダに入れたら終わり。アクセス履歴を見てみたら、開いた記録は一つもない。
2年前まではバラシて仕分けてして配っていた。組織変更があって誰に配るのか分からなくなった。どうせ見ていないのでフォルダに入れることになった。
必要性の変化
はじめから願望であったとは思えない。不況時の撤退の意思決定に役立っていた。そういうマネジメントが行われている限り必要。市況が変わったり資源の再配分が一通り完了して状況が落ち着いたら必要なくなる。
続きます。