「仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか? 」を読みました(その2):ダブルチェックは効果が薄い
続きです。
ダブルチェックは効果が薄い。
1人が見誤りやすいポイントは、次の人も見誤りやすい。人間の特性。
AさんとBさんで違うチェックリストを使うのも効率が悪い。
そこで、チェックリストを逆さまに持つ。読みにくいが見逃しや錯覚を捕まえる可能性は格段に高くなる。
同様に伝票の検算は、最初は上から、検算は下から足していく。
同じ動作を繰り返すのではなく、方法や見方を変える。
プリンタ付き電卓は、最初は入力して紙に打ち出す。検算は打ち出した紙と手元の数字を見比べる。見るものの状態を変える。
エクセルの入力作業は、Aさんが読み上げ、Bさんが打ち込み。ダブルチェックでは、Bさんが打ち込んだものを読み上げ、Aさんが原稿と照らし合わせる。
一人でするときは、向きを変える。上からと下からなど。
数字の入力なら、折れ線グラフにして視覚に訴えると、齟齬に気づく。
突出していると感覚的におかしいと思う。他の月と比べ形が違っていないか。
続きます。