「仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか? 」を読みました(その4):「周知徹底」「教育」「管理」は3大無策
続きです。
マニュアルはすぐに改訂できるようにしておくことが必須。
間違った方法に改訂しないよう、いつだれがどんなの改訂の記録も必要。
自分の仕事をマニュアル化してみる。
分かりにくい手順に気が付く。
コストや手間を最小限に抑え、無駄もミスもない仕事が実現できる。
「正しいけれど分かりにくい」マニュアルは失敗が起きやすい。
仕組みとして取り込まれ、それ以外の手順を辿れないのが理想的。
例.携帯の初期設定。
ハインリッヒの法則では、1の事故の影に、小さな29の事故、ヒヤリが300ある。1:29:300
「ヒヤリ」に何も手を打たないと、10回に1回は小さな事故がおきる。
小さな事故を放っておくと、30回で大事故になる。
「ヒヤリ」の対策の多くは、「周知徹底」「教育」「管理」3大無策で何もしていない。
周知教育は「現場の作業員が無知だから」、そんなはずはない。
管理強化は「作業員がさぼっているから」。
手順そのものの未熟さを改善しなければならない。
どうすればヒヤリを防げるかを徹底的に考える。
続きます。