「仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか? 」を読みました(その9):最悪の失敗は、目的を果たせないこと。
続きです。
信頼関係を結べないと、失敗の確率が上がる。服装は相手がどんな人か知るための一番の情報源。
郷に入っては郷に従え、振る舞いを通じて相手が信用できるか判断している。
言い訳には良い言い訳と悪い言い訳がある。
話し方で、この人と深くかかわるのはやめようと線引きされる。
自分の話は短めに、相手の聞きたいことは違う。
苦労話を聞きたいわけではない。どのように役立つかに興味がある。
発表とは自分が言いたいことを聞かせる場面ではなく、人が聞きたいことを聞かせて心をとらえるもの。人の心をどれだけ動かせるか。
相手が聞きたいのは結論なのは、謝罪も同様。
約束の時間に遅れたとする。相手は理由に興味はない。「30分遅れたのでxxは次回に持ち越しで、今日は〇〇のみ話します」が相手に有意義な情報。
失敗やミスの対策。
最悪の失敗は、目的を果たせないこと。
スマホをなくしたときのために、大事な電話番号は記憶する。普段から2件は手打ちする。
与えられた問いに正しく答えるための、方法や手段を考える。
失敗は、想定外の問いに正しく対処できなかったとき。
交通ルールを守っても、車が飛び出してくるかもしれない。ハンドル操作を誤る。
紙に起こってほしくない現象を書く。
例.人を轢く、車にぶつかる。建物にぶつかる。
次に、怒って欲しくない現象が、どうすれば起こるのか書き出す。
例.フォルトツリーアナリシスと呼ばれる。設計や製造方法に問題がないか分析するための手法。