「仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか? 」を読みました(その13):ミスをプラスに転化するには、ミスを素直に認める
続きです。
注意不足に対するコツは、克服する工夫を見つける。
伝達不良に対するコツは、発信・受け取りの両方に自分をおいて考える。
学習不足に対するコツは、楽しめる工夫。
計画不良に対するコツは、どの点が甘かったのか追求する。
ミスをプラスに転化するには、ミスを素直に認める。そうしないと自分で自分に対する言い訳が始まる。ミスの正当化は、後処理を一切しないままになる。
自分の責任と宣言したほうが、その後の自信につながり、いい対策を思いつく。
なぜ言い訳を考えてしまうのか?ミス=負けと刷り込まれている。汚点、責任を取りたくない。
絶対の自信があると弱いものに花を持たせる。余裕をもってミスをとらえられる。たいていのミスは他人から見るとたいしたことはない。
潔さが相手の心をつかむ。謝罪時は、相手の気持ちを尊重する。相手が現状を把握できれば、その後の対処法も早く判断できる。
赤福と船場吉兆の違いは、船場吉兆は「2度としない」と精神論。赤福は設備を壊し、年月日を包装紙だけでなく中箱にも打つようにして、2度と繰り返せない仕組みを作った。
失敗を冷静に分析し、繰り返そうにもできないからくりを考える。失敗を100個したとして、その対策を100個身につければ達人になれる。
続きます。