ITのバイヤーが時短にチャレンジ+CPP資格受験記

ITシステム関連のバイヤーが時短で試行錯誤している様を共有したいです。時間を作って独力でCPP資格(購買・調達)に合格しました。

「実践! ロジカルシンキング研修」を読んでいます(その3):部下の評価はスキーマの罠に陥りやすい

続きです。

自分のスキーマ体験、断片的な情報で決めつけてしまって、後から全然違ったというような勘違いが多い。

 

設立3年のベンチャーが新卒を採用というと、急成長していると勘違いされる。学生が大手志向というのは、どうしてもやりたいという強い想いがない子が選択肢をとりあえず広げておこうという発想。希望すればいろんな部署に異動できるとなると飛びついてくる。モラトリアムの延命措置で、人生を決められないから先延ばし。

この会社では、ここしかできないことばかり。新卒ではできない仕事はない。どうしても外国で写真に関わりたいという極めてニッチな子は他に行くところがないので応募してくる。

 

B型はちょっと変わった人、というのに合うところばかりが記憶に残る。サスペンダーをしていると、ほらやっぱりB型は変わっている。合っていないところは無視するが、B型なのに机の上は几帳面。

 

何かの情報がスキーマで強調されてしまう。肩書、喋り方、出身大学、体育会、ラクビーやっている、早稲田、大括りのカテゴリーで語る人は、スキーマで人を見てしまう。5分くらいできめつける。

 

部下の評価はスキーマの罠に陥りやすい。ミスをするとあいつはミスをするやつだとスキーマができる。些細なミスでもほらやっぱりと過大になる。

こいつはすごいとスキーマができると良いほうで評価が固定化される。

 

回避するアプローチは「事実->認識」

その認識に至った根拠、事実を探す。

低い点をつける根拠は今期何があったか?

事実ががその認識、最低点の事象か?因果関係や相関関係が妥当か?

 

続きます。