「実践! ロジカルシンキング研修」を読んでいます(その8):ハイコンテクストで分かった気になる
続きです。
指示を受けた人たちは、質問もない。何もしないわけにいかないので、朝礼で唱和する。ただ心がける。何かしている気になる。
翌年は「さらなる」の4文字が加わる。
具体的に考えられる人は、「信号の見切り発車の事故がある。そこでxxx」と何をどのようにどんなレベルで実行するか喋る。成果も上がる。
期初の目標設定で、表面的なテーマを上げるだけ。前年比20%アップ、どうやってを考えず心がける、気合と根性。
料理だと材料の目利き。材料を間違えるとおいしい料理はできない。
訪問活動の強化とは。
現在の訪問活動が弱いがスタート。
具体的に1日どのくらいの訪問が弱いのか。
新規サービスの強化の根拠は、新規のニーズを聞けていない。
具体的に、どういう聞き方で、どこまで聞いているのか、実態を知らない。感覚、イメージだけ。自分や他者の言葉をハイコンテクストと気づけない。分かった気になる。
気づけるだけで変わってくる。口癖にしたいのが
「xxにもいろいろあるけれど」
例.丼ものにもいろいろあるけれど。
罠の一歩手前のブレーキ。
深く考えるアクセル。
続きます。