「実践! ロジカルシンキング研修」を読んでいます(その9):別の言葉で説明しようとしてもコンテクスト依存度は下がらない
続きです。
日々の会話や文書作成に当てはめてみる。
「丼ものにもいろいろあるけれど」
ローコンテクストに変換するときの言葉は、
「たとえば」
「具体的には」
「他には」
別の言葉で説明しようとしても、コンテクスト依存度は下がらない。
例.「丼ものとは、丼に持ったごはんの上に具を乗っけた食べ物で...」
全然分かりやすくならない。
サンプル調査のイメージ、具体例を提示
例えばを確認する。
充分ローコンテクストか?は「再現可能」か
一番は映像と数値。料理の絵を描けたり、写真で見せられたり。作って見せられたり。
成果や課題の場合は、状態や動作を動画でイメージできる。
例.チキンライスにもいろいろあるけれど。
ケチャップライスに、コンソメの白いチキンライス。
ベジタブルミックスに、具はチキンの玉ねぎだけ。
卵は薄焼きでふわとろ。
卵にチーズを入れるか。
お寿司なら、「例えば」いくらの軍艦
とりのから揚げなら、もも肉、衣と味付けは普通の醤油。
ローコンテクストの「例えば」を確認することで、相手のコンテクストで理解できる。
続きます。