「実践! ロジカルシンキング研修」を読んでいます(その11):問題には、実現したい状態が前提
続きです。
問題にもいろいろあるけれど。
ローコンテクスト化が難しい言葉にはたいていフレームワークがある。
不都合な事象、クレームが多い、コストが高い、コミュニケーションが悪い、不愉快、では解決のしようがない。
解決すべきものとしてローコンテクスト化する。
問題=現状とあるべき姿のギャップ
実現したい状態が前提とある。
毎月2千万円の売り上げ、これだけでは問題にならない。
実現したい状態が、毎月5千万円としたら問題になる。
逆に毎月1千万円があるべき姿なら問題ではない。
同じ現状でも、あるべき姿をどう設定するかで、問題と認識するかどうかが変わる。
特に不満や不快が生じてなくても、あるべき姿になっていない部分は問題。
一見不満や不快な事象・事実でもあるべき姿を左右しないのであれば問題ではない。
自分が不幸だという人に、どういう状態なら幸せと思うか質問すると、よく分からない。周りに比べて不幸。
続きます。