「実践! ロジカルシンキング研修」を読んでいます(その13):「つまり」がハイコンテクストになりやすい
続きです。
「つまり」がハイコンテクストになりやすい。
ついつい大き目の言葉を使ってしまう。範囲を広く取り過ぎる。ハズレまで取り込む。
食べ物では嫌いなものまで取り込むので外れる。
「たとえば」で探す。
「丼もの」とまとめたら、嫌いな丼は?
海鮮丼は興味ない。いくら丼も。
かつ丼や天丼を含む「つまり」に言い換えると、「こってりした丼もの」。
もう一回その中で食べたくないものはないか。
味噌煮込みうどんやナポリタンは興味ない、リゾット、ラーメンは惹かれない。たっぷりチャーシュー麺なら食べたい。
「つまり」お肉中心で、炭水化物だけには惹かれない。
味が濃くて、腹持ちが良くて、暖かいもの。
食べたくない極端な例を思い浮かべる。
カレーもカツカレー、麻婆もひき肉たっぷり。
東南アジアで興味がないものはあるか。
詳しくないので、他にと言われても。
ガパオライスにもいろいろあるが、どんな?
スパイスにパクチー。
生春巻きは?海老、パクチー、チリソース。
フォーも鶏肉にパクチー。
つまり、パクチーですね。
パクチー入り麻婆豆腐もかまわない。
一つ一つの情報がローコンテクストで、具体化されるほど、共通項を見つけやすい。
一つ一つをハイコンテクストでわかった気になると、「つまり」もハイコンテクストになる。
過去に起きた問題をローコンテクストで調べ、「つまり」で課題提起する。
続きます。