「実践! ロジカルシンキング研修」を読んでいます(その22):末端が根本原因と思ってしまう
続きです。
Whyのツリー 原因の洗い出し
残業の原因分析
仕事が遅い、仕事が多い に分ける。
仕事が遅いを、能力が低い、意識が低い に分ける。
能力が低いの下 知識不足、スキル不足
意識が低いの下 健全に意識が低い、不健全に意識が低い
健全はやる気があるが、残業の意識が低い
不健全は、残業代目当てや家に帰りたくない
仕事が多いの下、定例業務が多い、突発業務が多い
定例業務の原因 アウトプットが多い、プロセスが長い
突発業務の原因 社内で発生、社外で発生
作業や用途はWhatのツリー
原因分析はWhyのツリー
原因がはっきりしているなら、ツリーは不要
必要があるケース
1.原因を目で見て確認できない
例.車が動かない 仮説でチェック
2.複数の原因が重なっている
人不足だけなら人を増やすが、めったにない
意識が低い、課長が帰らない、無駄な会議や作業
どれか一つということはない
思い付きでは部分的に解決するか全く効果なし
まず原因を漏れなく洗い出す。
ひとつずつ事実確認
スキルが低い、若手の課題
突発的 自責によるもの、計画が甘い
根本原因 末端が根本原因と思ってしまう。ネットワーク図が必要。それぞれの原因が独立している方が少ない。
Cの原因がB,Bの原因がAなら根本原因はA
BやCの対策は効果がない。Aが解決しないと再発する。
スキルが低いー>ミスが多いー>仕事が多いー>残業が多い
仕事が多いに着目して分担してもミスが発生し続けてまた残業
スキルが低いを根本解決。
続きます。