「ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門」を読んでいます(その11):「もしxxだったら」と遠くまで想像す
続きです。
松下幸之助は自転車用のランプを作ったが売れない。現物を配ることを思いつくが資金がない。電池メーカーの社長に1万個無料で提供してもらう代わりに、8カ月で20万個売る約束をした。売れなかったら1万個は払う。1年待たずに47万個売れた。
ジョージルーカスはスターウォーズの報酬は低くていいから、作品の権利を譲渡してほしいと交渉した。配給会社はマニア向けと期待していなかった。キャラクターグッズで儲ける発想が当時なかった。1個は安いが収益が莫大でルーカスフィルムを立ち上げた。
結果だけでなく、もたらす効果まで思いをはせる。電球の結果だけだとそこで終わり。
「もしxxだったら」と遠くまで想像する。ルーカスには子供がグッズを手にしている場面が見えていた。
トレーニングで、新聞や雑誌をもとに、新サービスがどんな影響をもたらすか考える。
消費者心理はどう変わるか、どんな人に歓迎されるか。
続きます。