「ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門」を読んでいます(その13):ムダなものを必要な人に売って富も手に入れた
続きです。
日本セメントの創業者浅野総一郎氏は、事業に失敗して借金に困り、捨ててあるものの再利用を考えた。
井戸水に砂糖で「お茶の水の銘水」
竹の子の皮を菓子や寿司の包装紙
資金難の横浜市に公衆トイレ設置を申し出て、肥料にして農家に販売
ガス局からコークスを買いセメント工場に燃料として売った。
ムダなものを必要な人に売ったら、喜ばれ富も手に入れた。
製薬会社が作った薬の分子量を計れず困っていた。測定にレーザーを当てると分子が壊れる。間違ってグリセリンを混ぜたら成功した。電気工学で化学は門外漢だったので先入観がない。ただの偶然も好奇心が必要。
ムダの練習:ごみ集積場で必要な人がいないか考える。例.古タイヤを遊具、発泡スチロールを断熱材。
続きます。