「信頼関係と動機づけの基礎」を読んでいます(その4):否定的ストロークは否定すべき言動を否定する
続きです。
聞き方を意識的にコントロールする。
ディスカウント、値引き行為、相手に低く見られている、自分を大事にしていないと思わせてしまう。
否定的ストロークは、否定すべき言動を否定する。
ディスカウントは、人格や人間性、存在を否定、軽視、攻撃する。
相手のネガティブな言動や意識を否定し、ポジティブなものに修正することで、相手との関係や動機付けをポジティブに変えていく。
否定的ストロークは悪者と誤解されるが、必要。与えていくべきもの。
ディスカウントは悪者。
腕と足を組んで横向き、背もたれによりかかり、椅子からずり落ちそうに座る。
笑顔を見せず、相づちをうたない、反応しない。スマホを見ながら聞く。
笑顔を絶やさず楽しそうに話し続ける人にディスカウントを続けいるのは難しい。
こちらがどのようなストロークを与えるかが、相手の言動を変えていく。
肯定的ストロークには肯定を返す。
セルフコントロールの第一歩は、自分のストロークを意図的にコントロールする。
肯定的ストロークとディスカウントで客観的に振り返る。
相手を変えることはできないが、自分のストロークを変えることはできる。それによって相手の反応が変わっていく。
続きます。