「信頼関係と動機づけの基礎」を読んでいます(その11):理解していないのか、意識の問題なのか見極め
続きです。
ペアワークで帰りたいと言って駄々をこね、もう一方が引き留め。
考え方の間違いや知識経験がないときは理性的に話せばいい。
意識や姿勢が間違っているときは、それだけでは修正されない。
会社を軽んじていて、遅刻しても変わらないと意識が悪いとき、心に働きかける。怒り、悲しげ、残念そう、感情の見せ方。
頭で分かっていて面倒で怠けているなら、怒って見せる。悲しいなと言うのもある。即座に怒るのは気を付ける。
理屈を言っても相手が実感できないケースもある。意識でなく、経験値や想像力の問題。たいしたことがないと思い込む。相手の理解を獲得する努力が必要。
実体験を積ませる、同じ理屈を何度も繰り返し言う。
部下がそれをしないリスクを上司がフォローしているケースが多い。あえて部下に失敗させる。自分で考えて修正する。
理解していないのか、意識の問題なのか見極めが大切。
強圧的、何も説明せずに否定すると、黙って従えになる。
相手の言い分に寄り添い過ぎず、正しさにこだわり過ぎもしない。
相手の認識に合わせた論理を作る。
続きます。