「信頼関係と動機づけの基礎」を読んでいます(その13):耳を作るプロセスで要望を整理
続きです。
ムリな依頼や要求を断る。
全否定しているから相手は自分の要求を当然だと思っている。無理だということが受け入れられない。
耳を作るプロセスで要望を整理し、できることとできないことに分けていく。
できる部分をしっかり肯定する。前向きな姿勢を強調する。
この部分は難しいので、この形でいかがでしょうと否定する。
相手が無理だと言って依頼を引き受けてくれない場合
まず受容と共感で情報収集を行う。相手がどの部分に抵抗感や難しさを感じているか理解する。
できる部分に肯定的ストロークを与える。
出来ない部分に可能な方法を提案していく。
できるかどうか分からない、自信がないからうんと言えない場合
どういうことを恐れているのかがポイント。
こちらができると思っても、失敗のリスクを懸念しているから。
自分の責任を相手から問われる不安を除く。キーワードは「一緒に」、一部はこちらも請け負いますよ。
続きます。