外資系コンサルの知的生産術を読んでいます(その6):帰納法は可能性を毀損する
続きです。
実用化不可能といわれていたもののイノベーション、ロータリーエンジン、液晶ディスプレイは、「先行の欧米企業が失敗したからうまくいかない。」だと実現しない。
帰納法は可能性を毀損する。
反証例をいつも考え、自分で突っ込む。
アマゾンやイーベイは初期に参入したのが重要。->グーグルは最後発。
「なぜ」「もし」を尋ねる。どうしてそうなのかメカニズム。
メカニズムを変える。もしxxxだったら。
数値の確かさのばらつきは皮膚感覚で自己チェックする。
自動車のサービスの市場規模1兆円。
->日本の世帯数が5千万、一家に1台だと、あれ?と思える。
想像力、現場をイメージ、その場の人の気持ち、どんな行動。
例.新興国の高級レストランでビールの拡販。
どんな人生を送っている人が、どんなシチュエーションでどんな食事をしながら飲むのか。
筋の悪いマーケティングは、論理より想像力の欠如が原因。
自分ごと化、その人の身になって見る。意思決定には理性と情動の両方が必要。
続きます。