ITのバイヤーが時短にチャレンジ+CPP資格受験記

ITシステム関連のバイヤーが時短で試行錯誤している様を共有したいです。時間を作って独力でCPP資格(購買・調達)に合格しました。

成果を生み出す組織の条件を読んでいます(その2):小さく問いかけ、出してほしい意見を例示する

続きです。

楽にする、短い時間でできるようにする工夫はよく出てくる。

売り上げを増やす、規模を拡大する工夫は出てこない。

能力より興味がない。

やってみないと分からない。

 

QC活動は参画意欲、コミットメントの狙いがある。

現場のちょっとした工夫の提案を否定するのはもったいない。

害がなければ取り入れればよい。

物理的な効果よりもその人の取り組み姿勢や意欲で効果がある。

小さな改善の積み重ねが大きな成果につながる。

方法は一つではない。

 

5つのポイント

1.机の上を片付ける。

集中力は情報量に左右される。

2.表示をつける。

迷ったり混乱したりしない。

3.机を一つにする。

前かがみにならない。

4.声を出す。

5.終わる前にホワイトボードの前でスタンバイして、移動時間を削減する。

 

意見の採用というプロセスを取り入れたほうがよい。

発言機会を与えられていない若手に集まってもらって意見を問う。

ちょっとやりにくい、もっとこうしたら。

コツは小さく問いかける。出してほしい意見を例示する。

絞り込むと意見を言いやすい。

例.この指示書の改善点。

例示で、どのレベル、目線を合わせる。この程度でいい。

 

営業の提案書は完璧なものを作ってはいけない。下書きをお客さまにもっていく。

意見を小さく聞く。

この条件のこの部分はどうか。

書式、言い回し、些細なことでよいので反映する。

自分も関わった、当事者の提案書になっていく。

取り入れる意見は大きな部分でなく、ちょっとした工夫レベル、効果を左右する具体的な成果イメージに、頭が働きやすくなり、口数が増える。

 

続きます。