成果を生み出す組織の条件を読んでいます(その6):ギャップを検証するのはPDCAではない
続きです。
PDCAが回らない原因
みんなできていると誤解、どの会社もできているのは3割。
PDCAを回さなくても何も問題は起きないが、回すと高い成果につながる。
トーマスワージェックのTEDの動画あり。
タワー作り、4つの資材で高いタワーが勝ち。
スパゲッティ、紐、紙テープ、マシュマロ。
高さはマシュマロの上まで。
切ったり折ったりできる。マシュマロだけは分割できない。
ゲームスタート、ひたすら話し合う。土台をどんな形にするか。
5分から18分、時間切れで作業に取り掛かる。不完全でもなぜか決定して行動に移す。
残り5分でマシュマロを載せられないと気づく。それでも作り続ける。無理と思ってもやりきる。姑息な一階建てタワーを作る。ビジネススクールの卒業生でなく小学生はもっと高いタワーを作る。
時間切れでPDどまり、CとAは?
Cは何をチェックし、Aは何をActionするか?
結果と対策。Checkは確認より検証、Actionは修正。
イメージでしか分かっていない。
Doは何をする?計画を実行する。
売り上げ500万を700万に増やしたい。
ギャップは200万、埋めるためのPDCA。
検証はどれか?
①GAPの成果、②PLAN計画、③Do実行状況
目標を設定して、実行のたびにギャップがどれだけ埋まったかを検証するのはPDCAではない。目標管理である。ドラッガーのマネジメントで成果を明示してプロセスは個人が自立的に決める。
取り違えると気合と根性になる。
続きます。