成果を生み出す組織の条件を読んでいます(その8):前例や実績がないゼロからの場合はDoから
続きです。
メンバーが同じ失敗をしない、同じチャレンジをしないことで効率が上がる。
実行後に会話がないと気づきや情報が組織で共有されない。
PDCAが回っている組織は、やればやるほど口数が多くなる。
失敗することにも意味がある。うまくいかなかった情報をおろそかにしない。
こんなの意味ない、うまくいかない、とやりもせず情報が得られない。
実行も確認もしないで結果を決めつけ何もしない、のはよく見られる。
Doは情報収集、あえてやって情報を取りに行く。成否にかかわらずやる価値がある。
あえてやり方を統一しない。
前提が分からない。ならばやってみてどうだったか共有してよさそうなものを選ぶのが効率がいい。
取り組みの結果だけを重視しない。次につながる情報の蓄積。
Checkは原因分析、なぜうまくいった、いかなかったか。
StudyでPDSA。
成功の原因に着目する。
失敗の原因分析はマイナスをゼロにする。
成功の原因分析は次のプラスを生み出す。
Actionは対策立案。
否定されるべきでない点はそのまま、もう一歩ステップアップ。
方法論はAction で出来上がってくる。だとしたら、Planは何を?
Planは資源配分。
方法を考えるのでなく、時間、お金、役割分担を決める。
Actionに改善をお勧めしない。Planを改善するとPlanに方法が含まれてしまう。方法論を考えずに資源配分の計画を立てるにはどうすればいいか?
PDCAでPから始める、だけど方法論がきまっていないとPが立てられない。
普通はCheckから始める。生産ラインがあり、まず現状がどうなっているか分析から入る。その方法論を実行するPを決める。
前例や実績がないゼロからの場合は?
Doからしかない。
方法論がないと実行ができない。
「千里の道も一歩から」、いきなり高い成果を目指さず、スモールから手を付ける。小さいタワーを作るのは1,2分でできる。
小さい目標ならイメージが浮かぶ。逆にイメージが浮かぶくらいまで目標を引き下げる。
続きます。