成果を生み出す組織の条件を読んでいます(その17):動機付けは個性だが無意識の人も多い
続きです。
レベル2の時もあれば3の時もある場合、全体をどうとらえるか。
コンスタントに出るものではなく、出たりでなかったり。
日常業務はレベル2、異常事態でレベル3が求められる。その割合はどのくらいか、2.5でなく3とするには、7割くらい。
レベル判定日記をつけると分かるが、レベル3の必要性は少ない。ゼロベースで考えるようなことはまずない。いくつか事例で確認できたらレベル3。他の場面でも乗り換えるだろう。根拠の事例が多ければ精度は高くなる。
新人の採用では1つでも出てくればよしとする。
中途採用は1~2時間かけて多くの事例を聞く。意図の持ち方は偏りが出やすい。
売り上げを高く、もっと楽に早く、意図の偏り、お客様に喜んでもらいたい、要は動機付けは個性そのもの。自覚せず無意識の人も多い。
事例を積み上げるとどんな意図を持ちやすいのか分かってくる。こういう動機付けが強いと分かる。
優秀でもこのくらいでOKの意識では、レベル3.5は生まれない。
求められる成果に高い意図を持てない、強い興味が持てない状態でもレベル3.5まではなれる。
動機付けが仕事と合っていない人は、より活かされる仕事に活用したほうがいい。
続きます。