成果を生み出す思考条件を読んでいます(その6):PDCAはCからスタートする
続きます。
方法が決まらないと計画が立てられないか?
PDCAはPから始めるのではない。
Cからスタートする。前回どうだったか、うまくいったか。
過去を検証して今回はこのやり方でこんな風に進めるのがA。
いつまでに何をどこまで進めるか、スケジュールがP。
前例がない、まったく手がかりがない新しい仕事は?
Dから。試行錯誤。頭で考えてもあてずっぽう。
Pがスタートと考えると、延々と会議で時間だけ浪費する。
P->Dで終わる。Pから始めるでのではない。
あれこれやってみる、からスタートする。
段取りの基礎
どんなときに自覚するか。
期限に間に合わないとき。
二度手間やムダが多いとき。
自覚なく「何となく段取りが悪い」。
うまくできているのか、できていないのかさえ分からない。
基本手順を踏む。
1.ロジックツリーで必要な作業を漏れなく洗い出す。
やるべきことのモレ、やらなくていい作業のムダ。
作業のカテゴリーごとに整理する。
相手がモレを指摘してくれる。
2.手順の関係でつないでいく。
うまくいかないパターンの2つ目は、手順の非効率。
二度手間、手戻り、不要な待機。
これをやらないと、これができない。
例.店の予約は日時を決める。人数確認の完了後。
いきなり店探しから始め、人数が見えてきてまたはじめから検索し直し。
関係図を作るクセをつける。
3.最後から期限を逆算で設定していく。
全体だけでなく、パーツの中間の〆切を設定しておく。
時間の見積もりが難しいときは、余裕を見る。並行してできるようにしておく。
例.人数の確定は見積が難しいので、余裕をとる。
店の手配と出し物の企画は並行して進める。
見積の自信がない人は経験者に見てもらう。
実際にどのくらいかかったか、記録を採る。
続きます。