成果を生み出す思考条件を読んでいます(その10):成果イメージがなく手段の方針だけが決まっている
続きです。
働き方改革が進まないのは何を実現しようとしているかゴールイメージが不在で方法論だけ。
多様な社員が活躍とは、具体的にどういう属性か、女性、シニア、スペシャリスト。
成果イメージがなく世の中で叫ばれているから。
業務フローの作り直し、標準化など手段の方針だけが決まっている。
分野の垣根
業務改善は現場部門、人事制度は人事部とお互いに手をだせない。改善したくても何で評価されるのか、キャリアにどう影響するのかで衛生要因が満たされない。
自分たちの手の届く範囲になる。個別の部所単位でやるから、部門横断の整合性を考えないと浸透しない。パワーをもった人が必要、属人的スキル。
会議と文書が減らない理由
増える根本は不安。少しでも不安を思いつくと対処したくなる。こんなことも知りたいのでは。こんな質問をされたらどうしよう。
足し算が得意で引き算は苦手。
会議の目的に、ついでで足し算、短く終わると不安。
続きます。