成果を生み出す思考条件を読んでいます(その28):何を楽しいと感じるか自覚している人は意外と少ない
続きです。
動機付けは声を出す。
自分がやる気のときはどんな条件のときか、振り返る。
指導・指摘
無意識に「悪いところを直すには、反省させることが不可欠」と思い込んでいる。
このネガティブなアプローチは効果がない。
失敗したことは当事者が分かっている。
次回はがんばろうと前向きな気持ちになれない。
笑い飛ばして次は頑張ろうと励ますほうが変化が早い。
意識的に明るい表情と口調・テンションで働きかける。
動機付けのクセは一人一人に固有。
どんなことに取り組んでいるとき、やりがいや充実感を持てるか。
何を面白い、楽しいと感じるか、自覚している人は意外と少ない。
自分がやりたい、興味がある、得意だという自己認識が必ずしも事実とは限らない。
全然楽しくない、毎日つらいだけ、そんなことが頻繁に起きる。
事実に基づくアプローチで、実績を記録していく。
日々の中で「面白い、熱中している」と感じたら、「何が面白いのか」
「どうして集中できるのか」
を記録する。
どんな条件が揃ったときに高まるのか見えてくる。
続きます。