成果を生み出す思考条件を読んでいます(その37):指示は2通り、手段の指示と成果・目的の指示
続きです。
手当たり次第やっていればそのうちなんとかなる。自分が考えず部下にやらせ、結果をみてから思い付きであれこれ指摘する。「あとだし上司」。
誰もが理解してついていくことができる、合理性や透明性。
上司に求められる力は高度に専門的な技術・知識でなく論理的思考力と合意形成力。
部下に負けない実務力はいらない。
手段の指示に気を付ける。
指示は2通り、手段の指示と成果・目的の指示。
両手でしっかりつかんで持て。
落とさないように持て。
手段は幾通りもある。
1.成果・目的を明確にする。
2.考えうる複数の手段を洗い出す。
3.確率の高い手段を選び組み合わせる。
逆が多い。
1.一つの手段が先に決められる。
2.手段に多様な目的・成果が追加されていく。
手段の実現が優先される。
その手段で出る水準に成果・目的が修正されていく。
最初は1つの目的の手段。
途中で様々な人が自分の事情で目的を追加。
目指すものが違う。目的と目的がトレードオフになる。
全て言語化する。
目的・成果、手段、因果関係を整理する。
捨てるべき目的を捨てるか、手段を一から考え直す。
トップが手段を指示するのは危険。目的・成果をセットにする。後付けしない。
続きます。