「無理の構造」を読んでいます(その4):解決には別のものを新しく立ちあげるしかない
続きです。
少数が特権を独占から民主化で多数の論理へ。
大胆な変化は起こせなくなる。
体制が崩れるのは外の別の集団が置き換える。
自然に逆向きに変化することはない。
少なかったルールが事件やトラブルのたびに増え、組織が性悪説に流れる。
信号機が増える。田舎の鍵がかかっていない家が減る。
アンチエイジングは流れに逆らっていることを自覚。
解決には世代交代のごとく、別のものを新しく立ちあげるしかない。
ニーズが難しいものから易しくわかりやすいものになる。
多数決や視聴率、昔に比べレベルが下がっていると教養人が嘆く。
劣化より、大多数の平均レベルにあってくる。
組織の細分化も不可逆、高度化し専門化、細分化。
縦階層は不可逆に増える。
専門化の種類も増える一方、タコツボ化。
一度引かれた線は一人歩き、業界、学会の既得権益。
上流から下流は、特性を変えながら変化する。
原始社会から文明。
スタートアップから大企業。
企画段階と実行段階。
上流の特徴は、尖っている、混沌、抽象、少量、非分業、フラット。
下流の特徴は、平均的、秩序、具体、多量、分業、階層。
川の下流は小粒、丸い、みな同じ形。人材と同じ。
下流の成熟世代は、没個性、草食なのはあたりまえ。
上流は戦後のどさくさ。
続きます。