「無理の構造」を読んでいます(その6):大企業病は病気でもなんでもない
続きです。
思慮深いは長所、行動が遅いは短所。
親切、おせっかい。
熱心、しつこい。
話題方法、うんちく自慢。
トラブルは顧客との距離が近づいている。
組織の知識ノウハウは時代の変化の足かせになる。
ブランド・名声は変化への大きな抵抗になる。
失敗が許されない、寄らば大樹型社員。
どうすればいいか、ふろおけの出口を空けても手遅れ、新しいふろおけにするしかない。
大企業病、合理的な組織運営には形式を重視、階層や肩書、文書作りを優先、セクショナリズム、悪いことではない。理不尽と考えるほうがおかしい。
成熟に従って創造よりコミュニケーションと調整になる。きれいな文書作りや形式的な会議を理不尽と批判するのは見当違い。
トップが「新事業を立ち上げた人」から「売り上げを上げた人」、「社内スタッフ」と変化していく。
会社がどのフェーズかはトップを見れば分かる。
大企業病は病気でもなんでもない。最適な管理に必要。
続きます。