「無理の構造」を読んでいます(その10):「他の誰か」のみ思い浮かべた人はその人になっている
続きです。
とらわれていない人が「その通り」と思う人向け。
自らに発せられた言葉だと分からない、効果がない。
イノベーションに必要なのは常識や既存ルールの打破。
失敗の許容。
下流の人はもともと従う気もない。
議論にならない、ムダ。議論になっていないこと自体が分からない。
感情的な人は悪いのはすべて他人と環境のせい、他責の人。
「何度言えば分かるんだ」と怒っている上司は「分かっていないのは自分のほう」と気づかない。
1.相手は変わらず、状況は一切改善しない。
2.なおかつ相手を不快な気分にさせる。
3.さらに自分も不快になる。
の3重苦。
自己診断する機会、「他の誰か」のみ思い浮かべた人は、その人になっている。
全体を俯瞰する、全体最適の全体はあいまい。
全体とそれ以外の外側、全体も部分の一種。
見えていない人は自分が部分しか見えていないことが自覚できない。
視野の狭い人に「全体を見て」というのは効力がない。自分の視野の狭さに気づきようがないから。
続きます。