「無理の構造」を読んでいます(その12):場面に応じる前提条件が抜け落ちる
続きです。
相反する、自由と規律、論理と感情。
場面に応じプラスとマイナスが分かれるのに前提条件が抜け落ちる。
上流と下流で正反対。
創造とコミュニケーションはどちらが大切か。
構図に気づかない。部分を全体だと思い込んでいる。
「こういう場合はこうすべきだ」の「こういう場合は」をスキップしてしまう。
成功要因に両極があるのは状況次第だから。
状況が語っている人には全体になっている。
それがどういう場合だったのか場合分けが重要。
どちらが正しいかでなく、どういう状況で、どういう相手だったか。
さまざまな変数を経験した人のほうが説得力がある。非営利活動、業界、職種、付き合っている相手。
語っている成功法則はサンプル数が1で偏っているのに、あらゆる場面で正しいと錯覚。
続きます。