「無理の構造」を読んでいます(その13):気づいていない人に呼び掛けても聞く耳を持っていない
続きです。
気づきの重要性を理解する。3通り。
1.気づいている人
2.気づいていないことに気づいている人
3.気づいていないことにすら気づいていない人
一人がある領域は1、べつの領域は3になる。
1の人は2,3の人に啓蒙活動や教育をするが、無駄な努力に終わる。扉は内側からのみ開けられる。天井戸の法則。
2の人は一声かけられただけで外の声の意図に気づく。
3の人にいくら呼び掛けても聞く耳を持っていない。
厳格な親のせいで礼儀正しくなった人と、反動で反抗的になった人がいる。
教育は育てるでなく、育つ意識でないと努力が報われない。
教育で変化を起こしやすいのは、目に見える領域。
思考よりは知識、思考は本人が内側から扉を開けている必要がある。
下流は外部からの教育が有効、上流は内側からが必須。
方法も自由にさせる、やる気ある人に面倒みよくする、全員に強制ルール化と変化していく。
場合を明確にしないで、自由が良い、全員強制の議論はムダ。
下流の底上げが重要な人は、上流の自由派のやる気を損ねている。
続きます。