「IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ」を読んでいます:スケールメリットのケースは多くない
IGPI流
経営分析のリアル・ノウハウ
冨山和彦 (著)
を読み始めました。
相場次第という商売は少なくない。仕入れ価格がものすごく上下する。
過去との比較は、近未来のストーリーが描けるか。
内部改革が可能なのは、外部の人材が機能するか。
受け入れ側の保守反動。
タイミング、資金繰り表で手持ち現金、平均2カ月。
一番苦しいのは12月末と3月末、12月は月間平均で3週間分、3月は2週間分で大丈夫としてしまう。日繰りでやると3/25の給与支払いでショートと分かる。
平均と関係ない、ボトムの議論。
売り上げよりコストを小さくできている状態を持続できるか。
コスト構造が売り上げ1億にコストがAは1億円、Bは5千万、Cは3千万ならCを選ぶか、単純ではない。メカニズム、儲かる仕組み。
北海道のラーメンチェーンが東京に初出店、
規模が聞くか。
売り上げが大きくなり、客が増え、品数が増えても、さほどコストが増えない項目、かつ全体の割合で大きな割合。
量が増えてもほぼ普遍のコストなら、コスト効率が良くなる。
規模の経済が効くのは、共有コストが厚い場合に限られる。
漫然と増やせば規模が効くということはない。
調整コストがかかり、むしろ不経済。
スケールメリットのケースは多くない。
事業部ごとの購買を一本化すればスケールメリットが得られると考えがち。
交渉で購入単価は下がる。
社内に調整コストが発生する。
社内の2次流通コスト、在庫リスク、使い勝手や質が違ってくる。
少量ずつ多頻度でないと困る工程。
続きます。